コントラファゴットとチューナー ~ 見やすさと反応の良さを検証
コントラファゴットは最低音域を演奏する最大級のサイズの木管楽器です。そんな楽器に付けるチューナー事情について書いてみます。

チューナーの紹介
私が使っているチューナーは、KORG AW-LT100M という機種です。
クリップ型でディスプレイにアナログ風に刻んだメーターを表示する小型チューナーで、様々な方向に角度を調整できる便利なチューナーです。対応機種にファゴットも明記されています。
金管楽器はもちろんクラリネットやオーボエやサックスではベルに付ける場合が多い気がしますが、ファゴットはどこだと反応しやすいのか?おそらくベルではなく楽器の中央部かなとは思っています。
説明書を見るとファゴットに付ける例が描かれていました。テナージョイントの上部の金属ジョイントリング部分に付けていました。確かにこれで問題なく音を感知してくれました。視線の高さに近いので見やすいのも良いです。
コントラファゴットへの取り付け
ではコントラファゴットに付ける場合はどうでしょうか?私のアマティの楽器の例で検証します(機種によっては同じ結果にならない可能性もあります)。
実感として演奏しながら視線を上下するのは難しいので、やはり目線の高さに近い所が良いでしょう。
ファゴット同様にボーカルを差し込む部分?構造的にはボーカルを差し込む金属管の上端では細いし、クリップが周辺の管とぶつかって付けづらいです。
次に考えたのは、C#キーの右側の金属ジョイントリングです。こんな風に付けるとファゴットの場合と同じような付け方と位置になります。
・チューナー装着
木部よりも金属ジョイント部分が強度的な関係で良いでしょう。視点のアングルに合わせて下寄りになるように回転させました。
(かなり自由にアングル設定できるのがすごい、毎回折り畳むとセッティングが面倒だけど)
・別角度
これで使いやすいし見やすい!メカっぽいビジュアルがまた面白いです(笑)。
音の反応は?
肝心の音の感度はどうか?
特にコントラファゴットは非常に低い音まで出せる(ピアノの最低音付近、約30Hz)のでちゃんと音を感知してくれるかが心配です。過去に使っていた別のチューナーではなかなか反応してくれないものもありました。
試したところ、最低音Bbまでちゃんと反応してくれました!全音域で反応も速くてスムーズで問題なさそうです。
ということでこの付け方だとコントラファゴットでも実用的であることが分かりました。
おわりに
コントラファゴットは運指が楽器個体でも異なる楽器だし、楽器ごとの癖が大きいし、楽器の調整状態が良いとは限りません。そしてコントラファゴットの最低音付近は可聴域の限界に近く、どんなピッチで鳴っているかも認識しづらいです。
サウンドを根底から支えるのでピッチが合わないと倍音のうねりを生じて濁らせてしまいます。コントラファゴットで正しいピッチを知ることは大事な楽器なので、チューナーを活用してより美しい音楽を目指していきましょう。
※楽器の機種によっては事情が異なる場合があります。
・舞台裏のファゴットとコントラファゴット


















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